看護師が復職をするときに問題として捉えることが多いのがブランクです。ブランクがあるとスキル的に現場で必要な対応ができないのではないかと考えてしまうことがよくあるのではないでしょうか。特に1年や2年ではなく、10年近く職場を離れてしまった人が仕事を探すときには、あまりにブランクが長くて厳しいと感じてしまうことが多いと思います。そこで、そんなときにはカウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングというと、メンタルに悩みを抱えている人を対象にしたものと考えがちですが、求職活動においても利用できます。例えば、転職支援サイトにはキャリアアドバイザーがいて、求職者のキャリアプランについてカウンセリングを行いながら、相談にのってくれます。このようなカウンセリングを受けると、復職に関する悩みが遠慮なく相談できるので、気持ちが随分楽になりますよ。
また、キャリアアドバイザーを利用するメリットは、悩みの相談ができるだけではありません。キャリアアドバイザーは、求職者からヒアリングした内容をもとに、それに合った職場を探してくれます。そのため、教育体制が充実していたり、ブランクがある人材を受け入れてくれる医療機関を率先して紹介してくれます。このようなサービスを上手く利用すれば、潜在看護師であっても不安を減らして現場復帰ができるのではないでしょうか。
カウンセリングを受けるということは、決してネガティブなことではありません。むしろ、就職や転職活動においては、カウンセリングはリスクや悩みを軽くするために有効な手段と言えそうですよ。